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ゆめこい ~夢見る魔法少女と恋の呪文~ レビュー

ゆめこい ~夢見る魔法少女と恋の呪文~ 73 (10/31 パッチ込みで更に+1~2)
parasolがこのたび発売した萌えゲー、ゆめこいのレビューです。
全体的に頑張って作っていることは伝わってくるものの、
絵ゲーの領域から脱し切れていない感じでしょうか。
芽唯ルートだけは色々と凄いものの人を選ぶでしょう。
Hシーンは頑張っています。
とりあえず原画の人が好きなら買って損はしないと思われます。
ジャンルは妹が魔法少女でイチャラブなADVですが、
勿論たいしたイチャラブはありません。
パッチで追加予定有りですが、レビューには全部出てから反映させます。
10/31 一応朋美シナリオのみ感想を書いておきました。

1、グラフィック
CG数は
みるく  24 (4)
胡桃   24 (3)
咲久耶  21 (3)
芽唯   21 (2)
その他  4 (1)
合計   94 (13)
(ただし()内はその中に含まれるSD絵の枚数。また、変身ムービー4種を含めた。)
つまり普通のCGは77枚ということですね。
エクストラパッチとしてCG30枚規模の追加も予定されているようです。

CGの質は良いです。ちこたむさんや稲垣みいこさんの原画のキャラは可愛いですね。
というかほぼそのために買うゲームでしょう。CGの背景はやや手抜き気味ですけど。
平均的にサンプルCGの平均と同じようなクオリティで、サンプル詐欺はありません。


2、システム
共通に選択肢が多いのでジャンプが欲しかったです。
それ以外は特に不満のないシステムだと思います。
無料でハダカパッチがあるのもグッドです。
と、思ったら回想シーンの既読フラグが最初から
オンになっていないバグがありますね。
まあコンプ後は未読スキップにすればいいだけの話ですけど。

3、シナリオ
このゲームの設定の核は
「魔法少女が魔法で夢を叶えるのが目的」
「魔法に失敗すると強い性衝動に襲われる」
ということで、前者からはシナリオゲー的展開が、
後者からは抜きゲー的展開が予想されるわけですが、
実際にどんなゲームが出てきたかというと……
まあとりあえず、ルート入って即Hということはありません。
意外にも全体的に萌えゲー路線でした。

このゲームは、複数ライターであることを指摘しておきます。
同じライターが書いているのはおそらくみるく、胡桃だけです。
そのせいで全体的印象を語るのは困難なので、早々に個別感想へ。

共通√
体験版に丸々入っています。物語の導入としては悪くなかったんですけど
もうちょっと日常描写を入れて欲しかったです。
今も結構長いから難しいかもしれませんけど。

胡桃√
このルートは悪くはないが、良くもないという感想です。
ちょっとテキストが平坦で面白くないです。
3人のライターの中でテキストという面では一番見劣りすると思います。
他のライターと比較して目立つのは、地の文を必要最小限にしか使っていないことです。
それ自体が悪いというわけではないのですが、他の二人のライターが地の文をうまく使って
笑わせたり、ヒロインを可愛く見せたりしているのと比べると……
あと、日常が飛び飛びで度々「そして時は流れて……」系のテキストで
作中の時間が週単位で飛ぶのもどうだったのか。
もう少し日常を丁寧に描写して欲しかったです。
シナリオも妹シナリオの定型から抜け出し切れていない感じでした。
一応キャラ自体は可愛かったと思います。


咲久耶√
別ライターが書いているだけあって、ルート間の整合性がとれていないです。
まあ僕も、みるくが学校に転入してきた設定をライターが忘れているとか
そういう細かい矛盾なら別に気にしないのですが、
いくらなんでも芽唯ちゃんが敬語キャラになっているのは酷すぎでしょう。
なんで無口ロリが礼儀正しい敬語ロリになるんですか?
ヒロインの口調さえ整合性が取れないんですか?このブランドは?
もう誰だよ、お前状態で声優さんも演技に困っているように感じたんですけど。

シナリオ的には前半は伏線を張りつつヒロインの魅力を描いていて期待できると
思っていたんですが、後半がアレ過ぎでしょう。
胡桃√はちょっと平凡すぎましたので、奇抜な展開がきて面白かったんですけど……
さくやさんに魔法の影響でねこみみが生えたり、バニーになったりする展開なんですけど
それはギャグとしては面白くてもシリアスに持ち込まれると……
「最悪、咲久耶はずっとこのままのことだって……そう思ってしまうと、
俺ですら自然に身体が震えてくるのに」(本編より引用)
あーそうですねー

シリアスの解決方法もヒロインの心の問題をあんな方法で解決するのはどうなのでしょうか。


芽唯√
さて、このルートもライターが違う訳なんですけど……
萌えゲーとしては凄く異質なルートです。異常といってもいい。
でも僕はこのルートが一番好きです。
一言で言えばこのライターは本物のロリコン紳士です。

まず整合性の問題は他のヒロインをあまり出さないことで半分解決(?)しています。
半分といったのは、このルートだけ主人公の人格が明らかにおかしいからです。
まあ、仕方ないことですね。ヒロインがロリなら、エロゲーである以上
当然主人公もロリコン紳士にならないといけないですから。
いや多分ライターの頭がおかしいだけだと思いますけど。

具体的にどんなシナリオだったか見ていきます。
まず共通では芽唯ちゃんが飛び級天才で、また親が厳しかったために
友達がいなかったことが語られます。
そして主人公が芽唯の初めての友達になった経緯が語られ、
芽唯が主人公にかなりの好意を持っていることが読者に暗示されます。
しかし芽唯ちゃんは抑圧されて育ったからか
その好意を素直に表すことが出来ないんですね。
個別に入ると、主人公は芽唯ちゃんの夢を叶えるために、
芽唯ちゃんが魔法少女として人助けするのを手伝う事になるのですが、
その途中で主人公は芽唯ちゃんに彼女が憧れる
魔法少女アニメのサポートキャラのぬいぐるみをプレゼントしてあげます。
芽唯ちゃんは魔法を使ってそのぬいぐるみに命を込めることを試みるのですが……
そうして生まれたスーパーぬいぐるみミイちゃんはどこをどう間違ったのか
芽唯ちゃんが本音を誤魔化した時に、それを大声でバラしてしまう
はた迷惑なぬいぐるみになってしまったのです。

芽唯「う、うん……ありがと……」
ミイ「やっぱり彰さんって優しいっ!他の男の子と全然違うっ!
とっても紳士的っ!ちょっと……素敵、かも……なのですぅぅう!!」(本編より引用)

このサブキャラがギャグ的にも萌え的にもシナリオ的にも非常に良い味を出しています。
声優さんもちゃんとついていて春乃いろはさんという人のようです。
この後も色々と斜め上の展開が続き、読者を飽きさせません。
ただその分テーマが散漫になっていたような気もします。
というか僕は「嘘」のモチーフが繰り返し出てくるのでそっちが
テーマだと思ってました。読み直せば印象も変わるかもしれません。

もう一つ特徴的なのは、ヒロインがかなり真面目にロリとして扱われていることでしょうか。
主人公も最初は付き合ってもHしないことを誓いますし、かなり世間の目も気にしています。
ヒロインもロリとして描かれていて、性知識もないし、思考もかなり子供っぽいです。
ですから主人公(ロリコン)が無垢な芽唯(幼女)を言いくるめるようなシーンが多いです。
主人公のロリコン思考もかなりキています。以下本編からの引用。

「うんうん、わかってるわかってる。
芽唯は素直で正直ないい子だもんな。だから……いいよな?」
「うん……私、大人だから……彰さんに甘えて、
お洋服、脱がせてもらうの……」
これはもう、子供をそそのかしている大人の構図だな。
おかげで、さらに罪悪感が増した。
これはいわば、大人の俺が引き受けるべき使命なんだ。
二人の大願を成就するための、仕方のない代償。


「そうだ、芽唯。くれぐれも、牛乳の過剰な摂取は控えてくれ」
「う、うん……今は給食がないから、たぶん平気……朝しか飲んでないから……」
「そうか、なら安心だ」
神が与えた芽唯の魅力の一つ、この神々しいまでの体を、
牛乳ごときで失われてなるものか。

以上引用終わり。
この主人公の人格や行動を倫理的に受け入れられるかどうかは
かなり人によって別れるかと思います。
主人公の人格がかなりリアルのロリコンっぽいので。
あとイチャラブっぽいシーンも少しあったのは良かったです。
(いや、少しではないかな?少しと結構の間くらい?)

キャラ的には、前半は無口な芽衣が徐々に心を開いて行くところや
大人ぶった芽衣の言葉とミイの語る本心のギャップが可愛いです。
後半は純朴な幼女に無条件の信頼を与えられる、
まさにロリコンパラダイスが具現しています。
純粋な芽唯ちゃんが主人公の変態っぷりに戸惑うのも可愛いです。
さらにそんな前半と後半の変化を演じる声優さんの演技力も
素晴らしかったです。この人は出るたびにレビューで褒めている気がします。

まとめると、シナリオは意外性に富んでいて、テキストは主人公のロリコンぶりが面白く
萌えもデレた芽唯ちゃんが凄く可愛いので、これは掘り出し物的な良ルートでした。


みるく√
これも胡桃ルートと同じライターでテキストが平坦だったり、
日常が飛び飛びだったりする欠点は共有しているのですが、
芽唯ルートの後にやって僕の心がホットになっていたので結構楽しめました。
またみるくというキャラが共通や他ルートでも魅力的に動いていたので
そういう積み重ねがあったのも良かったかもしれません。
シナリオもメインだけあって共通や胡桃ルートで張った伏線を回収して
なかなか面白く仕上がっています。

朋美√
10/31日のパッチで追加。
Hシーン3つの短編シナリオですが、起承転結がしっかりしていて、
テキストもギャグ調で面白いなかなかの良シナリオ。
芽唯√のライターが書いたのか、ちょっと主人公が気持ち悪いのが気になりましたが、
まあ問題ないレベルでしょう。(しかしロリ相手には気にならなかったのに
なんで朋美相手だと気になるのでしょうか)
朋美のキャラも本編を上手く掘り下げていていい感じでした。

4、Hシーン
シーン数(HCG数)は
みるく7(9)、胡桃8(11)、咲久耶6(9)、芽唯6(9)
みるくと胡桃はかなり短いシーンが1つずつあるので実質マイナス1です。
またこのふたりのレズシーンがふたりのルートにひとつずつあります。
またフェラのみのシーンが各キャラひとつはあります。
もうちょっとボリュームがあると勝手に思っていたんですけど……
全体的に尺も十分で、質も良く頑張っている印象を受けます。
しかし"3Pはありません"。パッチで追加するよね?よね?
全体的にノーマルなシチュが多くアナルすらありません。

個別感想
胡桃
ちこたむ絵素晴らしすぎる。Hシーンではメインのライターの人が一番かも。

さくや
とにかく不遇。6枠中2枠がオナニー。6枠中2枠が体験版で既出。
さらに1枠は軽くホラーで抜けたもんじゃない。
CGも全体的に乳首の位置がおかしい。ひとつはかなりの異次元乳首で
気づいてしまえばまず抜けないでしょう。

芽唯
ロリコン過ぎるテキスト。飲尿。

みるく
ちこたむ絵エロ可愛すぎますね。
そのエロ可愛さを引き出すテキストも良い感じ。
萌えとエロをうまく共存させていると思います・

5、特典
ソフマップで買いました。
イメージソングが2分32秒しか無くてショートかと絶望したものの、
実際はただ短いだけのフルでした。
ドラマCDはみるくと芽衣のものがそれぞれ13分ほど
みるくの方は相互オナ二ーで、
相互オナに対する特別のこだわりは感じられないものの
夏野さんの演技が上手いので良い感じに仕上がっています。
芽唯の方は恒例の寝たふりオナニーから騎乗位で、
芽衣のロリボイスだけに集中していられるのは
ドラマCD特有の良さだと思いました。

ポーチは……とりあえず裏にもなんか印刷してください。



6後書き
パラソルは初めてでもっと酷いゲームのイメージがあったが、
敬語芽衣以外は特に叩くところもなく、良いゲームだったと思います。
推奨攻略順は……適当でいいと思います。
みるくを最後にしておくといいかもしれない程度ですか。
これ書いてる時点で、エロスケにも2chにも感想が一つもないので
どこか見落としや間違いがないか不安です。
でもいもパラ2を早くやりたいから公開しちゃう!
まあこんな状況なら反応もたくさんもらえるかもしれないですし。
それにしても芽唯ルートのライター何者なんだ……?

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